みちともブログ

一部上場企業でシステムエンジニアとして情報社会の第一線で15年間働き、さらにその後17年間高校教師として教育現場の最前線で子供たちの教育にあたって、さまざまな経験を積みました。社会人経験者教員としての経験をもとに、みんなの暮らしや教育の課題・悩みを解決する方法を紹介します。

新ITパスポート試験/新出「スマートシティ」はこのように出題された!

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 こんにちは、みちともです。 

 「14. ビジネスシステム 」の項目で、新シラバスになくても出題された「スマートシティ」についてです。

 令和元年度秋期 問8を解説します。

 タイトルで、はじめから問題の答えはわかります。

 しかし、この記事では、問題文をていねいに読んで、キーワードを抜き出す力を養ってほしいと思います

 実際の問題で、用語の理解と問題を解く考え方を確認しましょう。

 
【ITパスポート試験 令和元年度 秋期 問8】 

【問題】人口減少や高齢化などを背景に, ICTを活用して,都市や地域の機能やサービスを効率化,高度化し,地域課題の解決や活性化を実現することが試みられている。このような街づくりのソリューションを示す言葉として,最も適切なものはどれか。

 キャパシティ

 スマートシティ

 ダイバーシティ

 ユニバーシティ

 

 

 

 【回答】

       イ

 【解説】

 キャパシティは、和訳で「容量」の意味です。よって、誤り。

 

 スマートシティの説明です。キーワードは、「ICTを活用して」「地域課題の解決や活性化」「街づくりのソリューション」です。よって、正しい。

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   「総務省におけるスマートシティの展開について」  総務省 資料より

 

  ダイバーシティは、性別、年齢、国籍、経験などが異なるような多様な人材を積極的に活用しようという考え方です。

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 ユニバーシティは、和訳で「総合大学」の意味です。よって、誤り。

 

 どうでしたか?

 今回の問題は、説明文が意味する適切な用語を選ぶ問題でした。

 「スマートシティ」は、新シラバスになかった用語です。

 シラバスに書かれている用語は、「用語例」として記載されています。

 そのため、シラバスに記載されていなくとも、項目の目標にあった用語が、これまでも出題されることはありました。

 ニュース記事などを見るときには、IT用語にも関心を持つようにしましょう。

 みちともでした。

 

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