みちともブログ

一部上場企業でシステムエンジニアとして情報社会の第一線で15年間働き、さらにその後17年間高校教師として教育現場の最前線で子供たちの教育にあたって、さまざまな経験を積みました。社会人経験者教員としての経験をもとに、みんなの暮らしや教育の課題・悩みを解決する方法を紹介します。

新ITパスポート試験/新出「IoT」は、このように出題された!

f:id:michitomo2019:20191025202529j:plain

 こんにちは、みちともです。 

 新シラバスになって、「17. IoTシステム・組込みシステム 」の項目で、新しく「IoT」が追加になりました。

 そこで、令和元年度秋期 問3を使って解説します。

 実際の問題で、用語の理解と問題を解く考え方を確認しましょう。
 
【ITパスポート試験 令和元年度 秋期 問3】 

【問題】IoTの事例として,最も適切なものはどれか。

 

 オークション会場と会員のPCをインターネットで接続することによって,会員の自宅からでもオークションに参加できる。

イ 社内のサーバ上にあるグループウエアを外部のデータセンタのサーバに移すことによって,社員はインターネット経由でいつでもどこでも利用できる。

 飲み薬の容器にセンサを埋め込むことによって,薬局がインターネット経由で服用履歴を管理し,服薬指導に役立てることができる。

工 予備校が授業映像をWebサイトで配信することによって,受講者はスマートフオンやPCを用いて,いつでもどこでも授業を受けることができる。

 

 

 

 

 【回答】

       ウ

 【解説】

 「IoT」とは「Internet of Things」の頭文字を取った単語です。一般的に「モノのインターネット」と呼ばれています。

IoTを簡単に説明すると、「身の回りのあらゆるモノがインターネットにつながる」仕組みのことです。
 

 IoTでできること(重要)

(1)モノを操作する。

  離れたモノを操作する遠隔制御ができます。

  例えば、切り忘れた自宅のエアコンや照明の電源を、外出先で切ることができます。(もちろん、その、逆もできます。)

(2)モノの状態を知る。

  離れたモノの状態を知る遠隔監視ができます。モノにセンサーを付けてデータを収集できます。

  例えば、ペットの行動や観葉植物の状態を知ることができます。

(3)モノ同士の対話をする。

  離れたモノ同士で任意データ送受信ができます。

  例えば、自動運転システムでは、センサーで物体を検出し、人間を介さずに、コンピュータが判断してハンドルを操作したり、ブレーキをかけたりしています。

 

 それでは、選択肢を確認しましょう。 

 インターネットを使ったリアルタイムの映像配信の例です。例えば、中古車のオークションがあります。よって、誤り。

 データセンターの活用例です。よって、誤り。

 センサ、インターネット、服薬履歴管理(サーバ)がキーワードです。よって、正しい。

 インターネットを使った映像配信の例です。よって、誤り。

 

  みちともでした。

 

↓ ブログ村ランキングに参加しています。

にほんブログ村 資格ブログ IT系資格へ
にほんブログ村