新ITパスポート試験/新出「人工頭脳」はこのように出題された!
こんにちは、みちともです。
「14. ビジネスシステム]の項目で、新しく追加になった「人工頭脳」です。
令和元年度秋期 問22を解説します。
最新技術に関する活用事例を問う問題です。
日ごろから、ニュース等でIT動向に関心を持って確認しておきましょう。
【ITパスポート試験 令和元年度 秋期 問22】
【問題】人工知能の活用事例として,最も適切なものはどれか。
ア 運転手が関与せずに,自動車の加速,操縦,制動の全てをシステムが行う。
イ オフィスの自席にいながら,会議室やトイレの空き状況がリアルタイムに分かる。
ウ 銀行のような中央管理者を置かなくても,分散型の合意形成技術によって,取引の承認を行う。
エ 自宅のPCから事前に入力し,窓口に行かなくても自動で振替や振込を行う。
【回答】
ア
【解説】
ア 自動運転について説明しています。自動運転のためには、地域や天候、道路状況などを即座に認知する能力が必要なため、人口頭脳が活用されています。キーワードは、「自動車」、「全てをシステムが行う」です。よって、正しいです。
イ IoTの活用事例です。会議室やトイレにセンサを設置し、情報ネットワークでセンサの値を収集することで実現しています。キーワードは、「自席にいながら」、「状況がリアルタイムに分かる」です。
ウ ブロックチェーンの活用事例です。ポイントは、「分散型の合意形成技術」です。よって、誤りです。
エ インターネットバンキングの例です。キーワードは、「自宅のPCから」、「振替や振込」です。よって、誤りです。
どうでしたか?
ITパスポート試験では、用語の意味だけでなく、この問題のように活用事例を問う問題が出ます。
用語に関する説明で、活用事例等の記述があったらマークしておきましょう。
みちともでした。
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