みちともブログ

一部上場企業でシステムエンジニアとして情報社会の第一線で15年間働き、さらにその後17年間高校教師として教育現場の最前線で子供たちの教育にあたって、さまざまな経験を積みました。社会人経験者教員としての経験をもとに、みんなの暮らしや教育の課題・悩みを解決する方法を紹介します。

新ITパスポート試験/新出「人工頭脳」はこのように出題された!

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 こんにちは、みちともです。 

 「14. ビジネスシステム]の項目で、新しく追加になった「人工頭脳」です。
 令和元年度秋期 問22を解説します。

 最新技術に関する活用事例を問う問題です。

 日ごろから、ニュース等でIT動向に関心を持って確認しておきましょう。
 

【ITパスポート試験 令和元年度 秋期 問22】 

【問題】人工知能の活用事例として,最も適切なものはどれか。

 運転手が関与せずに,自動車の加速,操縦,制動の全てをシステムが行う。

 オフィスの自席にいながら,会議室やトイレの空き状況がリアルタイムに分かる。

 銀行のような中央管理者を置かなくても,分散型の合意形成技術によって,取引の承認を行う。

 自宅のPCから事前に入力し,窓口に行かなくても自動で振替や振込を行う。

 

 

 

 

 【回答】

       

 【解説】  

 

 自動運転について説明しています。自動運転のためには、地域や天候、道路状況などを即座に認知する能力が必要なため、人口頭脳が活用されています。キーワードは、「自動車」「全てをシステムが行う」です。よって、正しいです。

 

 IoT活用事例です。会議室やトイレにセンサを設置し、情報ネットワークでセンサの値を収集することで実現しています。キーワードは、「自席にいながら」「状況がリアルタイムに分かる」です。

 

 ブロックチェーンの活用事例です。ポイントは、「分散型の合意形成技術」です。よって、誤りです。

 

 インターネットバンキングの例です。キーワードは、「自宅のPCから」「振替や振込」です。よって、誤りです。

 

 どうでしたか?

 ITパスポート試験では、用語の意味だけでなく、この問題のように活用事例を問う問題が出ます。

 用語に関する説明で、活用事例等の記述があったらマークしておきましょう。

  みちともでした。

 

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