みちともブログ

一部上場企業でシステムエンジニアとして情報社会の第一線で15年間働き、さらにその後17年間高校教師として教育現場の最前線で子供たちの教育にあたって、さまざまな経験を積みました。社会人経験者教員としての経験をもとに、みんなの暮らしや教育の課題・悩みを解決する方法を紹介します。

新ITパスポート試験/新出「データサイエンティスト」に要注意!

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 こんにちは、みちともです。 

 「21. システム活用促進・評価」の項目で、新しく追加になった「データサイエンティスト」について、令和元年度秋期 問23を解説します。

 長い問題文対策として、用語のキーワードを覚えるのが有効です。

 この実際に出た問題を使って、データサイエンティストのキーワードを覚えましょう。

 

【ITパスポート試験 令和元年度 秋期 問23】 

【問題】統計学や機械学習などの手法を用いて大量のデータを解析して,新たなサービスや価値を生み出すためのヒントやアイディアを抽出する役割が重要となっている。その役割を担う人材として,最も適切なものはどれか。

 

 ITストラテジスト

 システムアーキテクト

 システムアナリスト

 データサイエンティスト

 

 

 

 【回答】

       

 【解説】  

 データサイエンティストのキーワードは、「機械学習」「大量のデータを解析」「新たなサービスや価値を生み出すためのヒントやアイディアを抽出」です。

 なお、過去に、応用情報技術者試験 平成31年春期午前 問63データサイエンティストが出ました。

 この問題では、データサイエンティストを、「ビッグデータを有効活用し,事業価値を生み出す役割を担う」とありました。

 

「機械学習」「大量データを解析」「ビックデータを有効活用」


「新たなサービスや価値を生み出すためのヒントやアイデアを抽出」「事業価値を生み出す」

 

それぞれほぼ同じですね。

 ITパスポート試験では、同じ用語でも、説明を言い換えて出題されることがあります。

 注意が必要です。

 

 それでは、選択肢を確認しましょう。

 ITストラテジストは、企業の経営戦略に基づいて、ビジネスモデルや企業活動における特定のプロセスについて、情報技術を活用して改革・高度化・最適化するための基本戦略を策定・提案・推進するです。また、組込みシステムの企画及び開発を統括し、新たな価値を実現するための基本戦略を策定・提案・推進する者です。よって、誤りです。

 

 システムアーキテクトは、ITストラテジストによる提案を受けて、情報システム又は組込みシステムの開発に必要となる要件を定義し、それを実現するためのアーキテクチャを設計し、情報システムについては開発を主導する者です。 よって、誤りです。

 

ウ  システムアナリストは、経営戦略に基づく情報戦略の立案、システム化全体計画及び個別システム化計画の策定を行うとともに、計画立案者の立場から情報システム開発プロジェクトを支援し、その結果を評価する者です。よって、誤りです。

 

 正解です。

 

 いかがでしたか?

 「データ」というキーワードに気がつくことができると、ア~ウにはなかったので、比較的容易に解けたかもしれません。

 いずれにしても、回の問題文を、データサイエンティストの説明として覚えておきましょう。

 みちともでした。

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