みちともブログ

一部上場企業でシステムエンジニアとして情報社会の第一線で15年間働き、さらにその後17年間高校教師として教育現場の最前線で子供たちの教育にあたって、さまざまな経験を積みました。社会人経験者教員としての経験をもとに、みんなの暮らしや教育の課題・悩みを解決する方法を紹介します。

新ITパスポート試験/新出「FinTech」はこのように出題された!

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 こんにちは、みちともです。 

 「16. e-ビジネス」の項目で、新しく追加になった「FinTech」です。
 令和元年度秋期 問18を解説します。
 今回の記事では、問題文をていねいに読んで、キーワードを抜き出す力を養ってほしいと思います。

 

【ITパスポート試験 令和元年度 秋期 問18】 

【問題】銀行などの預金者の資産を, AI が自動的に運用するサービスを提供するなど, 金融業においてIT技術を活用して,これまでにない革新的なサービスを開拓する取組を示す用語はどれか。

 

 FA
 FinTech
 OA
 シェアリングエコノミー
 

 

 

 

 【回答】

       イ

 【解説】  

ア FA(factory automation)は、組立てや搬送などにハードウェアのロボットを用いることによって、工場の生産活動の自動化を実現することです。

 問題文の「自動的」という言葉に、アのautomationという単語が当てはまりますが、問題文の「金融業」が当てはまりません。よって、誤りです。

 なお、FAは、平成31年度春期問題 問19に選択肢として出ました。

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イ 正解です。キーワードは、預金者の資産、金融業においてIT技術を活用、革新的なサービスです。

 

   OA(office automation)は、事務作業(書類作成、保存、送付など)の自動化・効率化を図ることです。

 問題文の「自動的」という言葉に、アのautomationという単語が当てはまりますが、問題文の「革新的なサービス」が当てはまりません。よって、誤りです。

 

 シェアリングエコノミーは、個人が保有している使われていない資産リソースの貸出をインターネットを介し仲介するサービスを指します。たとえば、空き部屋や不動産等の貸借をマッチングするオンラインプラットフォームや、スマートフォンやGPSなどのICTを活用し、移動ニーズのある利用者とドライバーをマッチングさせるサービスなどがあります。

 問題文の「金融業」という言葉に、エのエコノミーという単語が当てはまりますが、問題文の「預金者の資産」が当てはまりません。よって、誤りです。

 

 どうでしたか?

 今回の問題は、はやとちりして誤りやすい問題でした。

 本番の試験では、十分に時間があります。

 最後まで、問題文を読んで答えるようにしましょう。

  みちともでした。

 

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