みちともブログ

一部上場企業でシステムエンジニアとして情報社会の第一線で15年間働き、さらにその後17年間高校教師として教育現場の最前線で子供たちの教育にあたって、さまざまな経験を積みました。社会人経験者教員としての経験をもとに、みんなの暮らしや教育の課題・悩みを解決する方法を紹介します。

要注意!ITパスポート過去問からの出題4パターン

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 こんにちは、みちともです。

 あなたは、過去問をただ多くやれば合格できると思っていませんか?

 ITパスポート試験では、過去問と同じ問題はほとんど出ません。

 そのため、過去問での正答率が高かったのに合格できなかった例がたくさんあります。

 しかし、過去問演習は重要で、覚えておくべきポイントを知ってから問題に取り組むと、効率よく実戦力をつけることができます。

 そこで、問題の理解を深めるために、過去問からの出題パターンを紹介します。

 

 

1 事例を追加あるいは削除する出題パターン

 削除の場合はよいのですが、事例を追加されると惑わされることがあります。

 下の図に、例を示します。

 の実線部分は、問題の条件であり、同じ意味です。

 の実践部分は、追加された事例です。

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2 選択肢の文を言い換える出題パターン

 赤線部分を比較してください。

 「社内のネットワークから隔離する。」と「社内ネットワークに侵入させない」は、表現は違いますが同じことを言っています。

 過去問と答えを紐づけして暗記する勉強をしていると、このようなパターンに対応できなくなります。

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3 問題文と選択肢の説明文を入れ替える出題パターン

 下の二つの問題を見てください。

 両方とも、KPIについての問題ですが、問題文と選択肢が入れ替わっています。

 このように、出題されることがよくあります。

 当然ですが、用語の説明は、問題が変わってもほとんど同じです。

 ですから、問題文に出る用語の説明は、覚えておくと役立ちます。

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4 他試験区分の過去問からの出題パターン

 ITパスポート試験で追加になった用語の問題が、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験に出題されていることがあります。

  2つの問題を比較してみましょう。

 お互いの問題の同じ色の実線部分が、同じ意味のことを言っています

 試験区分が違う問題でも、学習に役立つ問題がたくさんあります。

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過去問を効果的に利用するために

1 過去問と同じ問題はほぼ出ない。そのため、過去問と答えを紐づけして暗記しない。

 

2 問題文や選択肢にある用語の説明は、かなり似た表現が出るのでマーク!

 

3 さまざま工夫されて出題されるので、過去問演習では、問題の言い換えについてのバリエーションを増やすつもりで演習する。

 

4 追加になった用語について過去問がほとんどない現在、他の試験区分の過去問に取り組んで実戦力をつける。

  問題リストをユーチューブ動画で紹介しています。


新ITパスポート試験/絶対やっておきたい新出対策リスト1


新ITパスポート試験/絶対やっておきたい新出対策リスト2


新ITパスポート試験/絶対やっておきたい新出用語対策問題リスト3


新ITパスポート試験/絶対やっておきたい新出用語対策問題リスト4


新ITパスポート試験/絶対やっておきたい新出用語対策問題リスト5

 

 今回は、過去問からの出題パターンを紹介しました。

 過去問をうまく利用して、実戦力をつけましょう。

 読んでいただき、ありがとうございました。

 皆さまのご意見、ご感想など、お気軽にコメントして頂ければ幸いです。

 

  

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