みちともブログ

一部上場企業でシステムエンジニアとして情報社会の第一線で15年間働き、さらにその後17年間高校教師として教育現場の最前線で子供たちの教育にあたって、さまざまな経験を積みました。社会人経験者教員としての経験をもとに、みんなの暮らしや教育の課題・悩みを解決する方法を紹介します。

必見!ITパスポート試験問題の6パターン

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 こんにちは、みちともです。

 あなたは、「テキストをしっかり勉強したのに、問題が解けなかった。」ことはありませんか?

 多くの人はこんな時、「応用力が足りなかった」と一言で片づけて、ただ数多くの過去問を解こうとします。

 これは、間違いではありませんが、もっと効率的に学習する方法があります。

 ITパスポート試験の問題に、パターンを見つけました。

 自分がよく間違うパターンの問題を、集中して演習を行うのが効率的です。

 弱点を見つけるための、ITパスポート試験の問題パターンを紹介します。

 

 

発見!ITパスポート試験問題の6パターン

 試験問題を分析して、次の6パタンーンを見つけました。

1 用語を選ぶ問題

 主に、「知識・理解」を評価するための問題です。

 身に着けた知識があれば、答えるのが容易です。

 選択肢は、主に単語です。

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2 説明文を選ぶ問題

 主に、「知識・理解」を評価するための問題です。

 身に着けた知識と選択肢の説明文を結び付ける理解が必要です。

 

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3 具体的事例を選ぶ問題

 主に、思考・判断を評価する問題です。

 選択肢の事例を読み解き、身に着けた知識との関連を考える力が必要です。

 

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4 用語・説明文の組み合わせを選ぶ問題

 主に、思考・判断を評価する問題です。

 身に着けた知識をもとに、与えられた用語・説明文から、条件に合った組み合わせを考える力が必要です。

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5 条件を読み取って計算する問題

 主に、思考・判断を評価する問題です。

 身に着けた知識をもとに、与えられた条件を理解して計算する力が必要です。

 

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6 手順を読み取って結果を答える問題

 主に、思考・判断を評価する問題です。

 身に着けた知識をもとに、与えられた手順を理解して、手順に従って考える力が必要です。

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「知識・理解」の問題7割、「思考・判断」の問題3割

 平成30年秋期と令和元年秋期の公開問題について、各パターンの割合を調べたところ、下の図のようになりました。

 2つの年度とも、単語や説明文を選ぶ問題のような「知識・理解」中心の問題が7割で、用語の組み合わせや条件を読み取って答えるなど「思考・判断」中心の問題が3割でした。

 このように、出題パターンがほぼ決まっているようです。

 

令和元年秋期公開問題

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平成30年秋期公開問題

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分析結果からわかること

 1 問題パターン別に正答率を比較することによって、容易に、弱点を見つけることができます。

 

 2 問題パターンの割合がほぼ同じなので、正答率の低い問題パターンを改善することによって、試験の成績を上げることができます。

効率よく学習するために

 今回は、ITパスポート試験の問題パターンを明らかにしました。

 複数回の過去問を解いて振り返りをして、間違いの多い出題パターンについて、その問題パターンを集中して演習しましょう。

 これによって、「テキストをしっかり勉強したのに、問題が解けなかった。」ということが、早く少なくなるでしょう。

 

 読んでいただき、ありがとうございました。

 皆さまのご意見、ご感想など、お気軽にコメントして頂ければ幸いです。

 

  

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